不動産売買に避けて通れない!不動産の所有権移転登記の手順と注意事項
不動産取引において所有権の移転が行われる場合、その事実を公にするために所有権移転登記を行います。以下にその手順と注意事項について詳しく説明します。
所有権移転登記の手順
契約書の作成と確認:売買契約書は、所有権移転登記の基礎となる重要な書類です。契約書には不動産の詳細な情報、売買価格、引渡し日、費用の分担などが明記されます。
登記申請書の作成:司法書士が登記申請書を作成します。この申請書には、売主と買主の氏名や住所、不動産の所在地、土地の面積などが記載されます。
登記申請:登記申請書とともに、売買契約書や印鑑証明書などの必要書類を添えて法務局に提出します。
登記完了:法務局での審査が終わると、所有権移転登記が完了します。登記完了後、登記簿謄本が発行されます。
注意事項
司法書士の選定:専門的な知識と経験が必要なため、所有権移転登記は司法書士に依頼することが一般的です。司法書士は不動産業者指定か仲介会社の紹介がほとんどです。もしご自身で探される際は信頼でき不動産登記手続きになれている司法書士を選定しましょう。
必要書類の準備:登記には様々な書類が必要です。売買契約書、印鑑証明書、固定資産税評価証明書など、必要な書類を事前に揃えておくことが重要ですが担当不動産会社から案内があります。
登記費用の確認:所有権移転登記には費用がかかります。その費用は、不動産の価格や登記に関わる複雑さにより変動します。事前に費用を担当不動産会社に確認しておくと良いでしょう。
登記のタイミング:所有権移転登記は、不動産の引き渡しと同時に行うのが一般的ですが、登記手続きには時間がかかるため、早めに手続きを始めることをお勧めします。なお、登記が完了しないと法的には所有権が移転しないため、登記完了まで物件の管理やリスクは売主が負担しますがそうならないように担当不動産会社からアナウンスがあります。
登記簿謄本の保管:所有権移転登記が完了すると、法務局から登記簿謄本が発行されます。この謄本は重要な証明書類なので、紛失しないように大切に保管してください。仮に紛失した場合は代わりになる書類を司法書士事務所が作成します。こちらも担当の不動産会社にご相談ください。
以上が所有権移転登記の手順と注意事項です。不明な点があればまずは担当の不動産会社に相談し、司法書士とスムーズな登記手続きを進めるようにしましょう。
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